概要
現在、大学証明書発行システム(証明書自動発行機)は、学生へのサービスの一環として必要不可欠なものになっています。大学様が一番に挙げられる課題は「学生へのサービスの向上とコスト削減のバランス」です。各種証明書、申請書発行だけに留まらず、集金業務を本システムに集約することで、手間がかかり煩わしかった学務窓口業務を効率化できます。従来の大学向け証明書発行システムの特長を活かしつつ、電子マネーにも対応し、年々進化しているシステムです。
特長
ご利用用途毎に証明書発行機のタイプをご選択できます。
学生サービス向上
- 証明書/申請書発行/その他(仮学生証・バス乗車・再試験受験票 等)
- 学割証発行 ※朱印印字(割印)(使用目的・地域選択可能)
- 申請書カスタマイズ(職員様で作成編集が可能)
- 領収書レシート発行
- 音声ガイダンス(日本語/英語)
- 学生証認証(非接触/磁気カード/バーコード)
- 電子マネー対応(対応マネーは要お問合せ)
窓口業務 効率化
- 卒業生用証明書対応
- 用紙切れ、トナー切れ、釣銭の残量は管理用パソコンに自動発信
- 現金の受領による人的ミスの軽減
- 各種講座、再試験等の支払い業務にも対応
- 自動スケジュール管理(運用ログ管理)
機能一覧
証明書一覧
証明書一覧
※現行フォーマットに合わせます。
- 在学証明書(日本語/英語)
- 卒業見込証明書
- 終了見込証明書
- 成績証明書(日本語/英語)
- 健康診断証明書(日本語/英語)
- 学割証明書
台帳
- 発行管理台帳
- 学割証使用用途管理台帳
- 証明書発行集計表
上記以外でも作成可能です。
高額紙幣 現金タイプ | 現金レスタイプ | ||
操作部 | ディスプレイ | 15インチTFT液晶モニター | |
入力方法 | タッチパネル(超音波表面弾性波方式) | ||
音声案内 | 標準装備(日本語)、オプション(英語) | ||
操作指示表示 | 標準装備 | ||
カードリーダ(学生証) | 磁気カードリーダ、ICカードリーダ、バーコードリーダ 選択 | ||
印字部 | 印字方式 | カラーレーザービーム方式 | |
用紙サイズ | 証明書:A4、A5、B5 学割証:B7 | ||
発行方式 | 出力指示した証明書をまとめて発行 | ||
印章印字 | 標準装備(朱印) | ||
現金部 | 金種 | 硬貨:10円、50円、100円、500円 | 無し |
紙幣:千円、二千円、五千円、一万円 | |||
紙幣投入方式 | 紙幣:一括挿入 | 無し | |
硬貨:一括投入 | |||
安全対策 | 硬貨部と紙幣収納部の二重施錠 | 無し | |
電子マネー | 対応電子マネー | nanaco,WAON,楽天Edy,QUICPay+,iD | |
対応QRコード | LINEPay,WeChatPay,Alipay,PayPay | ||
その他 | レシート発行 | 標準装備 | 無し |
自動運転 | タイマー標準装備 | ||
設置 | 外形寸法 | 700(W)×700(D)×1430(H)mm | |
重量 | 約250kg | 約210kg | |
無停電電源装置 | 標準装備 | ||
電源 | AC100V±10V 50/60Hz | ||
消費電力 | 最大1,500W |
導入実績:国立大学様
国立大学様では、他社の大学証明書自動発行システムのリース終了日が近づいており、新しい証明書発行システムを検討されていました。
現システムでは「運用や保守にかかるコストが非常に大きい」ため日々の運用で、どれだけコストを削減するかが課題となっていました。
現システムの課題
初期導入費のコスト:大
キャンパス内に配置する大型機械の導入は一台あたりの本体価格が高いため、設置するだけでもかなりのコスト負担となりました。
メンテナンス費:大
ロール紙を使用する大型機械では、紙詰まりによるメンテナンス費用の発生が問題となります。構造が特殊なため、一般職員では解決できずメーカーへのメンテナンス費を支払って対応をしていました。
メンテナンス費:小
証明書の発行は、一般的なオフィスレーザープリンタによる印刷で行われるため紙詰まりが発生した際には、職員の手で解決が可能です。これにより、紙詰まりの都度発生していたメーカーへの依頼も不要となり大幅にコストの削減を実現しました。紙詰まりは職員で修正することに事によりメンテンナンス費の削減となる。
既存パソコンの再利用
弊社システムでは、汎用的なPCをシステムの端末としているためタッチパネルシステムをインストールできるOS動作環境が整っていればお客様の使われなくなったパソコンも再利用することが可能です。
実際に国立大学様でもタッチパネル部分とプリンタのみ購入を頂くことでシステムの追加設置を行ったものもあります。部分投資で済みますので、端末の故障時や機器を買い換える場合にも低コストで実現することが可能です。
各校舎に設置されている発行機をタッチパネルシステムに変更することで3,000万円の初期導入費削減に成功。
導入実績:私立大学様
私立大学様では、新たに証明書自動発行機の導入を検討されており有名メーカー様と弊社端末を比較し、【販売価格】と【導入実績】を高く評価いただきました。
証明書・申請書の複数同時購入を考慮し、高額紙幣対応の課金型証明書自動発行機を設置しました。
以前は、券売機で証明書発行のチケットを購入し、そのチケットを事務職員に渡すことで各担当から証明書を発行という手順でした。
弊社システムを導入することで、現金管理と証明書の発行処理を一括で管理することが出来るようになり、担当者の事務作業の手間が軽減されたことで、運用に掛かるコストを大きく削減することが出来ました。