~低消費電力AOVカメラソリューション紹介~

三信電気のオウと申します。
今回はRockchip社のAOV(Always-On Video)カメラソリューションを紹介します。


目次

  • AOVとは
  • Rockchip社AOVソリューション
  • 主な技術特徴
  • DEMO環境
  • 主な活用シーン
  • 導入メリット
  • 末尾

1. AOVとは

AOV(Always-On Video)とは、超低消費電力で24時間365日動作しながら常時映像を取得する監視カメラ技術です。

従来のPIR(赤外線受動型)センサー方式では「動きを検知したときのみ録画」が一般的でしたが、AOVでは常時映像を取得しつつAIを活用して人物・車両などを検出し、必要時のみ高精細処理へ移行する仕組みを採用しています。

これにより、撮り逃し防止、消費電力削減、高精度の人/車検出を同時に実現します。


2. Rockchip社AOVソリューション

HW構成

AOVカメラソリューション HW構成ブロック図

※RV1106Bについて:

SoCのご紹介はこちら
をご参照ください(※リンク/参照先の確認をお願いいたします)。

SW構成

低フレームレートモードと通常録画モードを実装し、トリガーで切り替えます。
トリガーとしては人検出、車検出などのAIアルゴリズムを搭載しています。

AOVカメラソリューション 動作遷移(低フレームレート⇔通常録画)

※上図はモード遷移の概略です(デフォルト:低フレームレート1FPS ⇔ 通常録画15FPS)。

■ 低フレームレートモード(デフォルト:1FPS)

  • 低消費電力状態で常時待機
  • AIにより人物・車両を検出
  • 検出時のみ通常モードへ移行
  • 未検出時は再度低消費電力状態へ

■ 通常録画モード(デフォルト:15FPS)

  • 通常フレームレートで録画
  • AI検知を継続
  • 一定時間イベントが無い場合は低消費電力モードへ移行

3. 主な技術特徴

  • 超低消費電力:AOV状態で40mW以下
  • 昼夜を問わず撮影し続けること
  • 低照度環境対応:最低 0.01ルクス
  • 高精度AI:人、車検出アルゴリズム

4. DEMO環境


(DEMO環境の構成・手順・準備物などをここに記載)


5. 主な活用シーン

  • 電力網が整備されていない場所
  • バッテリー式監視カメラ
  • 駐車場、建設現場、工場、倉庫、サーバールーム、集合住宅エントランスの監視

6. 導入メリット

  • 電源配線工事不要
  • PIRセンサー不要
  • 夜間照明削減

7. 末尾

AOVカメラDEMOを用意しております。ご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせください。