AI水位カメラで河川の安全を見守る!

こんにちは。三信電気ブログ部のウエキン💪です。

先日、**AI水位カメラのPoC(実証実験)**を行うために、
西日本鉄道株式会社様https://www.nishitetsu.jp/(以下、西鉄様)
管轄の河川に機器を設置してきました!


AI水位カメラとは?

AI水位カメラは、河川の壁に貼り付けたメジャーをカメラで読み取り、水位をデータ化して管理出来るシステムです。

また、メジャーを読み取るだけでなく、PTZ (首振り、ズーム) 機能もありますので、1台のカメラで水位計測と周辺監視を行う事が出来る優れものです。

西鉄様は福岡に拠点のある企業様で、近年の台風や線状降水帯による暴風雨の影響もあり、沿線の河川の状態を常に監視し、安全な運航の判断材料にするための仕組みを検討されています。
運休するべきか、それとも大丈夫か?」を、正確な水位データを含む現地の状況から判断できれば、より安心・安全な運航が行えるはずです。

そこで弊社取り扱いのAI水位カメラにご興味を持って頂き、今回のPoCに繋がりました。


炎天下の設置作業!

7月の真夏日、現地での設置作業はなかなか過酷…!
しかし、西鉄様の根気とご協力で、無事にカメラ及びメジャーの設置が完了しました。

「暑い中、ありがとうございました!」と、心から感謝です。

赤枠にメジャー設置。(やや見辛い写真ですが…)

橋脚の上にある緑色の鉄骨(橋桁)の底面から水面までの高さ(桁下高)を、メジャーの目盛りを読み取る事で判断していきます。(現在の水位が桁下高何mか)

カメラ及びソーラーパネル設置

特にソーラーパネルの方は重量が24kg程という事もあり、支える基礎ブロックも相当な

重さとなっていました。(おそらく50kg以上!?)


次回は…

今回のブログでは「設置完了!PoC開始!」というご報告までとなります。
次回以降は、実際にどのくらいの精度で水位が読み取れるのか、AIカメラのパフォーマンスを公開予定です!
どうぞお楽しみに!