Minew社の温度センサ(MST01)とゲートウェイ(MG5)を使ってみた 続編

こんにちは!三信ブログ部のMUDO📿です。
前回投稿した、Minew社の温度センサとゲートウェイで温度データをAWSのS3に上げる仕組み構築の続編です。

今回は、S3パケットに格納するデータフォーマットをbase64からHexに変更した方法と、Minew社のMG5のMQTTサーバー設定をAWSに変更する方法を記載します。

データフォーマットをBase64からHexに変更

前回S3バケットに格納したデータがbase64フォーマットだったので、LambdaでHex変換して同様にS3バケットに格納します。
まずは、Hex変換、S3に格納するLambdaを作成。

下は今回作成したLambdaのサンプルコードです。

S3アクセスを許可するロールを作成して、作成したLambdaにアタッチ。
以下の画像順に設定します。

次にIoT CoreでLambdaを起動するルーティング設定を追加すれば完了です!

これでS3に格納された温度データパケットがHexになりました。
下の画像の赤い文字の部分が温度センサのデータです。

Minew社のMG5のMQTTサーバー設定をAWSに変更する

最後にMG5のMQTTサーバー設定をAWSに変更する方法です。
MG5はデフォルトでMinew社のサーバーにデータを飛ばす仕組みになっているので、これをやらないとAWSに変更した後にMG5の設定が変更できなくなります。
実際私も設定が出来なくなってしまい、最初あたふたしました・・・

Minew社のMQTTツール(MQTT LTE Device Config-Tool.exe)を起動します。
 Setting-Mqtt-Server
 にProfileをAddして、サーバー情報を設定。

 追加したProfileにて接続を確認して完了です。

いかがでしたでしょうか?
Minew社のセンサーとゲートウェイを使うと、Webアプリだけ構築してしまえばハードウェアはそのままで簡単にシステムが構築できる事が実践できました。
Minew社には他にも多くの種類のセンサーがありますので、また別のセンサーを使ったシステムを構築してみたいと思います。